NEWSお知らせ
2022.09.28

プライバシーテック協会のアドバイザーに、名古屋大教授の安田氏と渥美坂井法律事務所・外国法共同事業弁護士の落合氏が新たに就任しました

プライバシーテック協会(以下、当協会)は、アドバイザーとして新たに名古屋大学 大学院情報学研究科・情報学部教授の安田孝美氏と、渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 プロトタイプ政策研究所所長・シニアパートナー弁護士の落合孝文氏が就任しましたことをお知らせします。これにより当協会のアドバイザーは、設立時に公表した竹之内隆夫氏と、ひかり総合法律事務所 パートナー弁護士の板倉陽一郎氏に加え、4人となりました。

■アドバイザープロフィール

名古屋大学 大学院情報学研究科・情報学部教授 安田孝美

1987年名古屋大学大学院工学研究科情報工学博士後期課程修了。工学博士。同年4月より同大学工学部情報工学科助手、93年同大学情報文化学部助教授、2003年同大学大学院情報科学研究科教授、15年同研究科研究科長となり、情報学部設立に部局責任者として携わる。17年より現職。 専門は情報メディア学、社会情報学。ICTにおける新技術と、それらがもたらす新しい社会のあり方について、文理の枠を超えて多方面から研究を行っている。 1990年第22回市村賞学術貢献賞、1995年科学技術庁長官賞、1998年第6回情報処理学会坂井記念特別賞、2006年情報処理学会活動貢献賞。 社会情報学会副会長及び理事、情報文化学会理事及び評議員等を歴任。総務省東海地域Lアラート推進連絡会会長、愛知県ITベンチャー支援施策検討委員会委員長、名古屋市デジタルコンテンツ博覧会実行委員長、愛知県個人情報保護審議会委員等。

・渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 プロトタイプ政策研究所所長・シニアパートナー弁護士 落合孝文

2004年慶應義塾大学理工学部数理科学科卒、2005年同大学院理工学研究科在学中に旧司法試験合格。2006年弁護士登録(第二東京弁護士会、森・濱田松本法律事務所)、2015年9月渥美坂井法律事務所・外国法共同事業に移籍、2022年に同事務所内にプロトタイプ政策研究所を設立し所長。2022年4月スマートガバナンス株式会社を設立し、代表取締役共同創業者。
一般社団法人データ社会推進会議監事、一般社団法人Fintech協会常務理事、一般社団法人日本金融サービス仲介業協会代表理事副会長など民間の事業者団体の活動にも関わりつつ、内閣府国家戦略特区WG座長代理、デジタル庁デジタル臨時行政調査会作業部会委員、内閣府規制改革推進会議専門委員、総務省・経済産業省情報信託機能の認定スキームの在り方に関する検討会、経済産業省Society5.0における新たなガバナンスモデル検討会委員、総務省特定利用者情報の適正な取扱いに関するWG委員、厚生労働省医療分野における仮名加工情報の保護と利活用に関する検討会委員など公的分野での議論にも参加する。

■プライバシーテックとは

個人のプライバシーを保護するためのテクノロジー(技術)です。個人のデータを企業等が大量に保有する中、いかに個人に対して安心・安全なデータ保全・利活用を実現できるのか課題となっています。この課題を解決する技術がプライバシーテックです。例えば、データを暗号化しつつ企 業・組織間でデータ分析ができる次世代暗号技術「秘密計算」や、仮想のデータを生成する「合成データ」、個人識別性を排除する「匿名加工」などが挙げられます。

プライバシーテック研究所:https://acompany.tech/privacytechlab/

■プライバシーテック協会とは

国内プライバシーテックスタートアップの株式会社Acompany、EAGLYS株式会社、株式会社LayerXの3社が、2022年9月に設立した任意団体です。プライバシーテックに関する現行法の関係整理や新たなルールメイキングの推進、安心・安全な技術としてプライバシーテックを社会に周知・啓発、そしてプライバシーテックに関する実証実験及び事業化の推進のための環境を構築することを目的としています。

■本件に対するお問い合わせ

プライバシーテック協会事務局(株式会社Acompany内)E-mail:info@privacytech-assoc.org

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